キャリアから提供されてるルータ兼終端装置のポートが足りなくなってきました。
さてさて、この辺りからちょっとずつネットワーク的なお話になってきます。
単純に足りないなら増やせばいいじゃないか?
勿論そうですよ。増やせばいいんです。
でも、単純に増やしただけだと内部の通信は良くても、外部との接続が遅くなります。
当然ですね。常時通信が発生してないにしても、全員が一斉に外に繋ぎに行けば終端装置兼ルータの性能でパケットの処理能力が変わります。
でも、大丈夫。
これくらいの小規模なネットワークならば気にせずともなんとかなります。
10人くらい同時に繋いでいても大して体感は変わりません。
普通の家庭用のものでも大体大丈夫。
まだまだ一般的なPC系スキルがあれば対応出来るレベル。
トラフィック量とか気にしなくても全然大丈夫。
ですが、性能の悪い一般的にバカハブと呼ばれているものだと若干遅いときがあるな〜くらい。
これ、何が原因でしょうか?
同じセグメント内に端末を増やすということは、たいていの場合ハブやレピータと呼ばれる分配器や増幅器を噛ませます。どんな状態かと言えば、さけるチーズの片側を真ん中くらいまで裂いてる状態。
反対側のまとまってるところがWAN、裂いてある方がLANです。
こんな構造のネットワークだと同じセグメントやドメイン内での通信量が増えていき、いずれ許容範囲を超えてトラブルが始まります。