いつの間にか、結構大きなネットワークになりましたね。
もう、ここまでの規模になるとこのサイトでは手一杯。
そもそもそんな事業所を2,3人のチームで管理するなんておかしい話です。(サーバ5〜800台をそんな人数でやってる会社さんがありましたが、勿論ブラックでした。)
普通に考えて、数百台規模のサーバを抱えるシステムならアウトソースした方がいい気がします。
理由は以下の3つがあります。
- 管理コスト
- 教育コスト
- 人的リソースの喪失のリスク
よく、頑張ってなんとかする人がいますが、それをやると確実に心か身体のどちらかが病みます。
病んだ結果、それまでに使った教育コストが回収できません。
だって、その人しか対応出来ないのに倒れたり鬱になったりしてしまったら誰も対応出来ないってリスクを抱えます。
経営者の方々はあまり会社のシステムが実際の売上にどう貢献して行っているかに理解が乏しい方が多く見受けられます。
これは単純に担当者の説明力不足なんですが、コンピューターの世界にどっぷり浸かっている担当の方にその方面のスキルを習得しろというのは多少なりとも無理があります。
何故ならコンピューターは0と1の世界だから。
経営者の方々はきちんと説明しても「俺はよくわからんから、お前ら勝手にやってろ」って態度を取るけど、いざというときに「どうしてこんなことになってるんだ!」って態度に豹変します。
人ってのは結構気分でコロコロ態度が変わるんです。
これは経営者だけではなく、一般の社員も同じ。
どこにでもよくある光景ですね。
コンピューターの世界は違います。
言われた手続きの通りの処理しか出来ません。
コロコロ変わっちゃ大変です。
1+1の出力結果が常に2であるから安心出来るんです。
ちょっと横道それますが、コロコロ変わっているわけではなく、コンタクト時の初期設定のパラメータが毎回違うだけなんですけど、そこまで見抜ける人ってのは自分は知りません。
また、信頼をおける人ってのは毎回入力に対して一定の出力結果を出してくれる人のことなんです。
コンピュータの世界は予想期待値に対して予想通りの処理が出力されてくるので信頼出来るんです。
その世界にどっぷり浸かってしまった人は大抵初期設定のパラメータが毎回違う人達とのコミュニケーションを面倒と感じてくるんです。当たり前ですよね。
その人の気分を察して感じてその時々でベストな回答をしないと嫌われていくのが分かるんですから。
実はパターンが多彩なだけで入力に対しての出力はそんなに大した差は無いです。
話を戻すと、会社におけるNWの必要性、重要性を日常的に如何に説明していくかってのもエンジニアとしては必要なスキルなのかも知れません。
商品を説明して買ってもらう営業さんが外の世界に対して、上司を説得して必要な機材と人材を確保出来るだけの予算を取るという中の世界に対してという、似たような土俵の上にいる気がします。
あ、ちなみに言葉で説明しても理解されない場合は数字で説明するといいかもしれません。
言葉というプロトコルが理解出来ないデバイスだと思えば苦ではなくなります。